大学間連携による理学工学融合実践的宇宙ミッション早期教育プログラム

 CubeSatをはじめとする超小型衛星の登場は、この20年の間に人工衛星開発の在り方を急激に変革し、新たなマーケットが確立しつつある。宇宙科学分野では超小型衛星の本格的利用など、今後、我が国が積極的に取り組むべき課題に取り組む若手人材の育成は急務である。特に、宇宙開発の背景にある科学的重要性や他分野・他業種連携による新たな宇宙開発の将来を踏まえた人材育成の在り方を確立することは現在の宇宙理工学分野の教育の在り方に関する大きな課題である。 本プログラムでは、これまでに超小型衛星を用いた工学教育に実績のある九州工業大学と国内の宇宙理学教育の拠点である九州大学が連携することによって、将来自立して革新的な宇宙科学ミッションを柔軟な発想で企画し、国際的プログラムをリードできる人材の育成を目指す。2機関と外部の協力機関との連携の下で、大学学部学生を中心とした工学・理学の相補的な衛星開発の実践的教育プログラムを構築する。具体的には(1)理学・工学学生連携によるCubeSatによる宇宙科学ミッションの実施(2)九大・九工大教職員による相補的な学生教育ファシリテーション体制の確立(3)上記に関わる教育教材・教育コンテンツの波及システムの構築、の3点により全体のプログラムを構成する。

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